Vol.15 歯の資産価値とは

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みなさん、こんにちは。

突然ですが、皆さんは、日頃からご自身の歯や口腔のお手入れにどれだけの手間をかけていますか?

私は、恥ずかしながら、あまりにもフツーの歯磨きと、たまにフロス、寝るときにマウスピース(歯ぎしり防止)しかしていません。

テレビCMやネット広告でも歯のホワイトニングや口臭のケアについて見かけることがあります。

本記事を書くにあたっても、ネットでどのような話が上がっているのかを、歯科医院のHPや様々なブログを拝見してチェックしました。

そうしたところ、よく目にするのが、歯の価値がどれほどのものなのか、という話題です。

私は久々に歯の定期健診に行ってきたのを機に、歯の価値、とりわけ、自身の健康寿命に対する資産価値を考えてみたいと思います。

 

1 歯の価値

まず、本題ですが、ネット上でよく見かける、歯1本当たりの資産価値は、

日本の一般人は、35万円

日本の歯科医は、100万円

アメリカの一般人は、500万円

というものを目にします。

 

実際の数字の正確さについては、ここでは考えませんが、このように比較されているということは、日本人はアメリカ人に比べて、歯に対する資産価値の考え方が弱いということを指摘されているのと同じだと思います。

その良し悪しの話ではなく、なんとなくという感覚で、歯のケアにかける時間やお金を見誤ると、本当に資産価値のあるものを失ってしまうことになると気づくことができるのではないでしょうか。

ここで、歯の資産価値というのは、歯1本がいくらで売れるという恐ろしい発想ではありません。

平均寿命の高い日本人が、肉体の寿命だけでなく、健康寿命を延ばして、老後も豊かに満たされて生きていくために、歯がどれだけ重要であるかということを考える必要がありそうですね!

そもそも、成人の歯の数は、親知らず4本を含めて、32本です。

親知らずを抜いている人や生えてきていない人は、28本ですね。

歯が私たちの生活に影響しているものは、

①食事、②会話、③見た目、④自己肯定感、だと考えられます。

順に、どういうことか、まとめます。

 

①食事

これは基本ですね。食べ物を美味しくいただいたり、きちんとかみ砕いて飲み込むためには、歯が虫歯や歯周病にならずに、しっかりと歯茎に刺さって揺らがないことが前提です。

歯が病気であれば、美味しいものを食べても、しみたり痛かったりして、食事を楽しめません。

歯が歯ぐきから抜けそうでは、固いものを噛めず、飲み込むときに喉に詰まらせたり、消化に負担をかけたりしてしまいます。

 

②会話

歯がすべて抜けてしまったご老人が、何を言葉にしているのか聞き取れないという場面、ありますよね。

私たちが言葉を発するときには、舌と歯と唇を駆使しているのです。

試しに、五十音の中で、サ行やタ行、を発音してみると分かりやすいと思います。

英語にもそのような音がありますよね。

コミュニケーションが取れないことは、健康寿命の豊かさを大きく損なってしまうのではないかと思います。

 

③見た目

②の会話の時もそうですが、歯がないことは、明らかに見た目に影響します。

また、歯は顔の輪郭や口元の引き締めにも大きな役割をもっています。

歯がなくなると、輪郭や口元に締まりがなくなって垂れてしまったり、こけてしまったりします。

口を開かなくても、見た目からして、歯の有無が分かってしまうほど、変化してしまうのです。

 

④自己肯定感

①~③の状況に陥って、自信をもって心満たされながら輝いて生きていくことは難しいことだと思います。

人柄によってはとてもポジティブに振舞えるかもしれませんが、自分自身と向き合った時に、不自由さを感じたり、心身ともに不健康を招いてしまう要因になるのが①~③の要素でしょう。

逆に、歯が健康に残っていることで、不自由さを感じることも、自信を失うこともなく健康寿命を延ばせるのではないかと思います。

 

 

2 歯の価値を失う要因

歯の価値①~④を失う要因は、

①歯周病

②虫歯

③歯の喪失

④顎関節

⑤口臭

⑥歯並び

が挙げられます。

それぞれの詳細は、歯科医院のHPや厚生労働省のHPを参照していただければと思います。

 

 

3 知覚過敏・歯ぎしりへの対抗手段

歯の価値について考えてきましたが、私自身のケアをもとに、手軽にできることを考えましたので、ご紹介します。

冒頭にも記しましたが、私の普段のケアは、あまりにもフツーの歯磨きと、たまにフロス、寝るときにマウスピース(歯ぎしり防止)を着用するだけです。

①フツーの歯磨き

私の歯磨きの習慣は、一日に1~2回で、1回当たり、1~2分です。

それでも、半年に一回の定期健診で虫歯にはなっておりません。

しかしながら、私は10年くらい前から知覚過敏がありまして、その原因は歯ぐきが下がっていることにあると、定期健診で言われています。

歯ぐきが下がる原因は、歯磨きをするときの力が強すぎること食いしばりや歯ぎしりをしていることが挙げられます。

私の場合は後者が原因です。

詳細は後述します。

少しでも、歯ぐきが下がったり、歯が薄くなってしまわないようにしたり、知覚過敏にならないようにコーティングをしたりするように、気を使っていることがあります。

歯磨き粉は、研磨剤が入っていないもので、フッ素コーティングができるものを選ぶ。

これができるものとして、シュミテクトとメルサージュヒスケアを使っています。

シュミテクトは近所の薬局で、メルサージュヒスケアはかかりつけの歯科医院で購入しています。

 

②たまにフロス

本当は、毎日していた方が良いと聞きます。

ここで、知覚過敏に必要なのは、歯間ブラシではなく、フロスであるということです。

フロスとは、糸で歯と歯の間の汚れを取るものです。

歯間ブラシを選ばないというのは、歯間の歯ぐきをゴリゴリ、ごしごしと、押し下げてしまうことになりやすいからです。

私は、糸のみのものを使うのがうまくないので、糸ようじを使っています。

糸のみの商品と比べると少し高くつきますが、これで手入れが進むならと思って選んでいます。

 

③寝るときにマウスピース(歯ぎしり防止)を着用

①でも触れたように、私は歯ぎしりが酷いんです。

普段は一人暮らしですが、帰省した際に妹と同じ部屋で寝ていると、毎回のように歯ぎしりがうるさいと言われます。

本当かと思って、スマホの録音機能を音にして夜の録音をすると、ばっちり歯ぎしりの音が収録されています。

歯ぎしりには波があって、1回の歯ぎしりは数分、それが数回あります。

初めてこれを目の当たり(耳当たり?)した時には衝撃でした。

本当に歯ぎしりしていると実感しました。

数日間録音していると、回数にはばらつきがあるものの、毎日収録完了されています。

この歯ぎしりを解消するためにしていることは、半年に一度の定期健診の際に、マウスピース(ハードタイプ)を作ってもらい、装着して寝ています。

しかしながら、大体毎回、新しいものを付け始めてから1か月たつ頃に、歯ぎしりしている部分が薄くなり、日々が入り、穴が開きます。

そこから3か月目までの間で、穴が複数になります。

半年も持たないので困っていますが、何もないよりかはマシなのは本当ですね。

ちなみに、マウスピースにはソフトタイプもあるのですが、これはとても素材が分厚くて、穴が開きそうにはありません。

しかし、付け心地の悪さに、寝ている間に外してほったらかしているので、歯を守れないどころか睡眠の質も下げてしまうという残念な結果に…。

 

歯の治療とは異なりますが、皮膚科で、顎関節症・歯ぎしりの治療のために、ボトックスを咬筋に打ちました。

これはこれで確かに噛む筋肉の強すぎる発達を弱めることができていると感じます。

食べていると疲れてきたり、口の中を噛んでしまったり…笑

これはこれで問題なのですが、咬筋にきちんと効いている実感ありでした。

半年くらいで効果が切れてくるそうなので、継続が必要かと思いますが、自費診療なので、ちょっとお高めです。

しかし、これも歯の健康を維持するためには必要だと思っていますよ!

 

4 まとめ

普段のケアでも、少しずつ気を遣うだけで、歯の健康・歯の資産価値を維持することができます!

何にどれだけ時間とお金をかけるかは、個人の価値観による判断ですが、アメリカでは歯1本に500万円の価値があると言われているという話題があるのもうなずけます

現在の経済状況からバンバン、歯に投資しまくれるわけではありませんが、それでも歯の優先順位を少し高めて、将来の自分の歯にまつわる健康への不安を減らしていきたいと思っています。

後半は、私の個人的な範囲で、困っていること対策を紹介しましたが、同じようなことに困っている方や、食べることが大好きな方の参考になれば幸いです!

 

Vol.15 完

 

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